ボランティア保険は地元の社協で

今回の台風は、各地に大きな被害をもたらしました。
神奈川県内でも多数の被害が生じており、災害救助法が適用されるなどしています。
多くの困りごとがある中で、ボランティアの方々による支援はとても大きな力です。
ただ、現場は危険と混乱でいっぱいです。
ボランティアへ行くときは、是非、地元の社会福祉協議会でボランティア保険に入ってから行くようにしてください。
保険料は500円(補償額が大きいタイプは710円)で1年間有効です。
地元で入っていけば、被災地までの道中も保証されます。
また、現地で入ろうとすると、業務煩雑のため保険料免除となる場合があるようですが、
そうするとその地域の負担となってしまい、過去にはその負担が数百万円になってしまったこともあるようです。
一人ひとりが入ればワンコインですので、事前のご加入をお願いします。

また、神奈川県弁護士会では、今月17日から、台風15号・19号に関する臨時無料電話相談を開始しています。
面談でのご相談を希望される場合には、神奈川県弁護士会各法律相談センターの有料法律相談が初回のみ無料となりますので、ご予約の際に、台風に関する相談である旨をお伝えください。
http://www.kanaben.or.jp/news/info/2019/post-246.html

(弁護士 天野康代)

2019.10.19