シンポジウムにパネリストとして参加しました

 3月25日(土)、関東弁護士会連合会の消費者問題対策委員会が主催した「適格消費者団体シンポジウム~関東における適格消費者団体の現状とこれから」というシンポジウムが日比谷図書文化館にて開かれました。

 私は、主催委員会の委員であり、また、神奈川県で適格消費者団体として認定を受けることを目指して活動している「NPO法人消費者支援かながわ」の事務局長という立場でもあるので、このシンポジウムの中で行われたパネルディスカッションのパネリストとして登壇し、神奈川の現状について報告をしてきました。

 消費者支援かながわは、適格消費者団体の認定を目指して活動を開始して、この4月から3年目に入ります。団体の運営にあたっては課題も多くあるので、私の発言部分は泣き言が多くなる予定でしたが、ご一緒したパネリストの方々、特に埼玉で既に適格消費者団体として活動している埼玉消費者被害をなくす会の理事長でもある池本弁護士の話を聞いているうちに、これではいけないと思い直しました。

 その結果、既に認定の申請に向けて具体的に動いている群馬県はさておき、その次に適格消費者団体の認定を受ける団体は神奈川(消費者支援かながわ)であると、自分でも驚くような前向きな発言をして帰ってきました。大変なことになってしまいましたが、ちょうど年度代わりで心機一転という時期でもありますので、日々の業務とともに、消費者支援かながわの活動も改めて頑張っていきたいと思います。

 しかしね・・。いつまでたっても、多くの人がいる前に立って講義や解説をするとか、挨拶をするなんてことに対する苦手意識が抜けません。特にマイクを持ってしゃべるのが・・。パネリストとして壇上でご一緒した方々の堂々たる立ち振る舞いを目の当たりにして、ほんと羨ましく思いました。大して上手くもないくせに、カラオケなんかは割と率先して歌う方なんですけど、それとはまったく勝手が違うようで・・。

(弁護士天野正男)