ノーベル賞

今週はノーベル賞の授賞式がありました。
このノーベル賞、今年はとても身近なものに感じました。
といっても、天野教授と親族ではありません。
実は今年の9月、日本弁護士連合会犯罪被害者支援委員会の派遣メンバーとして、
ノルウェー及びスウェーデンへ視察に行ってきたのです。
両国では、犯罪被害者支援に関する制度について先進的な取組がなされており、
日本にも導入できないか検討するため、両国の担当各庁や弁護士会等を訪問して視察調査を行いました。
連日ハードスケジュールでしたが、日本大使館のご協力もあり、
視察調査は非常に充実したものとなりました。
現在、その視察報告書を鋭意まとめているところです。
(第一稿は10月に書いたのですが、その後の補充調査等追加すべきものがあり、
第二稿の締切が迫っております。。。)

視察のご報告はまた後日改めるとして、ノーベル賞です。
祝賀晩餐会の行われたストックホルム市庁舎は、時間が足りず外から見ることしかできなかったのですが、
ノーベル博物館併設のカフェで、祝賀晩餐会でかつて出されたデザートと同じアイスをいただきました。

写真(アイス).jpg

そして、物理学賞を受賞した3名の教授たちが椅子をひっくり返してサインをしていたのもこのカフェなのですが、
私もアイスが来るを待っている間、いくつか椅子をひっくり返して偉大な方々の直筆サインを見て参りました。
残念ながら日本人受賞者のサインを見つけることはできませんでしたが。

写真(椅子).jpg

また、平和賞の授賞式が行われたオスロ市庁舎は、しっかり中に入って見学しました。
同じところに立っているマララさんとサティヤルティさんを見て、
パキスタンとインドのお二人が並んでいることに感銘を受けましたが、
私もそこに立ったのよと世俗的な興奮も覚えたのでした。
ちなみに、お二人が宿泊していたグランドホテルのレストランでもランチをいただきました。
北欧は物価がとても高いですが(ペットボトルの水1本約500円、ハンバーガーも1個1000円くらい)、
ここのランチもびっくりするくらい高かったです。

(弁護士天野康代)

2014.12.12