12月に突入

弁護士の天野康代です。

早いもので、もう12月。
街中はクリスマス一色になっています。
当事務所でも、事務員さんがクリスマスツリーを飾ってくれました。
優しく柔らかい色合いで、癒やし効果抜群です。
執務スペースに飾ってあり、来所される皆さまの目に触れることはないと思いますので、写真でご紹介いたします。

クリスマス.JPG

クリスマスだから、というわけではないのですが、
先日、無性にケーキが食べたくなりました。
最近のコンビニは、ケーキ専門店に引けをとらないくらい美味しいケーキが置いてあります。
仕事帰りにコンビニに寄り、これも美味しそう、ああこれも美味しそう、などと買い込むことケーキ5点!
(全部自分一人で食べるわけではありませんよ。念のため・・)。
そのうち2点がモンブランでした。

意気揚々とレジへ持って行ったところ、なんということでしょう、店員さんがバーコードを読み取ろうとカップを手にした瞬間、蓋が外れて中身が飛び出してしまいました。
多少のことならそのまま持って帰るところですが、さすがに中身がでてしまうと。。。
店員さんも、これを売るわけにはいかないということで、代わりのものを陳列棚まで取りにいってくれたのですが、レジに戻ってくると「品切れでした」と悲壮感いっぱいになっていました。

まぁいいか、もう1個あるし。これで最後だったのね、と思いながら「いいですよ、大丈夫。」と言ってお会計を仕切り直し。
その間も、店員さんは恐縮していて、もう一つのモンブランを持ってピピッとバーコードを読み取ろうとしたら、今度は床にカップごと落っことしてしまいました。よっぽど緊張していたんでしょうね。
ほかにもまだ3個ケーキがあったのに、なぜモンブランだけが被害に遭うの??と私も動揺してしまいましたが、今回は中身が飛び出たわけではないので(ぐちゃぐちゃでしたが)、そのまま買って帰ることに。
ここまでくるとなんだか可笑しくなってしまって、フォークですくいながら食べればいいかと笑いをこらえていました。

精算後、商品を受け取ろうと思ったら、店員さんがくるっと横を向いてペットボトルの温かいお茶をケースから2本も取り出し、お詫びにと渡してくれました。
えぇっ!?商品でしょ、と一瞬思いましたが、後で自分のお財布から補填するのでしょうし、堅いことは言わずに店員さんの気持ちをありがたく受け取りました。

自宅までの帰り道、そういえば高校生の頃に近所のコンビニでアルバイトをしていたとき、来店した同級生が飲み物を2本買って仕事中の私に「お疲れさま。」と1本くれたこともあったなぁ、と思い出しました。
同級生とはいえ、お客様から労いの言葉を言われたのは、このときが初めてだったと思います。
今は、依頼者の方から「ありがとう。」と言っていただくことも多いですが、それまでの疲れが吹き飛ぶ魔法の言葉ですね。そんなことを考えているうちに家に着き、ケーキを美味しくいただきました。


2014.12.04